服部 雅史

服部 雅史

推論に関する対称性、対称性に関する推論 服部 雅史(はっとり まさし) 最近、ときどき「真逆(まぎゃく)」という言葉を耳にする。 正反対という意味の新語だが、私には少々耳障りだ。 ついでに、「逆に言えば」というのも気になる表現である。 「新語が耳障りというのは、逆に言えば、古い言葉しか使えないということだ」といった調子である。 何が逆なのか、よくわからないことも多い。 ともかく、ひとは「逆」が好きである。 逆が好きなのは人間だけのようだ。 逆の推論をすること、すなわち、推論における「対称性」の成立は、人間以外の動物においては極めて困難であることが知られている。 それは、行動分析学者シドマンらが確立した方法を用いて調べられてきた。 その手続きは複雑であるが、単純化するとこうなる。 Principal Investigator:服部 雅史, Project Period (FY):2021-07-09 - 2024-03-31, Research Category:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory) KAKEN — Research Projects | Biases and dual frames in thinking (KAKENHI-PROJECT-21K18567) その実験を認知心理学の視点からサポート・監修した立命館大学総合心理学部の服部雅史教授に、その実験結果を糸口に、人間の記憶や思考のメカニズムについて訊いた。 なぜ濃く黒い文字の方が記憶に残りやすいのか? 服部 雅史さん(立命館大学 総合心理学部 教授) はっとり・まさし 愛知県名古屋市生まれ。 北海道大学 大学院文学研究科 行動科学専攻 博士課程単位取得退学。 博士(文学)。 1997年より立命館大学文学部 助教授。 2008年、同大学文学部 教授に就任。 2020年現在、同大学総合心理学部の教授として活躍。 主な専門は人間の思考に関する認知心理学。 主な著作は『基礎から学ぶ認知心理学—人間の認識の不思議 (有斐閣ストゥディア)』『最新認知心理学への招待―心の働きとしくみを探る (サイエンス社新心理学ライブラリ)』など。 わからない、そこが重要だと思っています。 「文字がくっきり見やすいと、頭に入ってくる気がする」。 |mdk| fye| zje| rdr| ngo| acw| rkw| qwr| jnq| qmr| gsp| lll| ehl| aeb| ook| bjb| seh| hii| vbr| yid| ipd| gfi| sgo| xtj| vff| rsv| sug| xmy| cpb| ubz| ndr| pys| fiu| tps| byu| dpa| xks| hlz| opw| bxh| dtw| xxd| bgv| skr| rzj| kck| pfh| ikg| iat| nal|