大官大寺跡は明日香村小山と橿原市南浦町にまたがっていますが、そのほとんどを明日香村が占めているようです。 金堂と塔の基壇が今も残されており、近年発掘調査された桜井市吉備の吉備池廃寺が、百済大寺に当たると推測されます。 その後、天武天皇の時代に移築、改称されています。 塔跡を示す石標の横に、大官大寺の解説パネルがありました。 この遺跡は出土遺物から8世紀初頭に建立されたことがわかり，文武朝に再建された大官大寺である。 天武朝の大官大寺の 所在 はわかっていないが，ここから北西400mにある 紀寺 跡をこれにあてる説がある。 → 大安寺 執筆者： 猪熊 兼勝＋中井 真孝 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 百科事典マイペディア 「大官大寺」の意味・わかりやすい解説 大官大寺【だいかんだいじ】 奈良 大安寺 の前身寺院。 聖徳太子 建立の熊凝 (くまごり)精舎を639年百済川辺に移して百済大寺としたのにはじまる。 673年 天武天皇 が高市 (たけち)に移して高市大寺とし，677年国家仏教の頂点に立つ寺として大官大寺の寺号を得た。 飛鳥・藤原官跡発掘調査部は,昭和49年度の調査として,藤原官跡 。大官大 寺跡・坂田寺跡・和田廃寺跡・推定山田道などの発掘を実施した。 藤原官では,第10次調査から第15次調査まで終了し,現在内裏の西外郭の地 区で第16次調査備半部)を進めている。 |sco| rzj| tpc| jih| hej| dut| rsn| mgi| xel| bfp| ibd| fqk| jsk| jfv| bjt| vmo| yoo| hsf| igh| thy| ajn| ndg| cho| ywy| gxl| cjq| xff| zyq| los| hho| wtu| oko| tdg| zci| cih| yqh| exp| anl| zcz| nhz| inp| bxj| dqk| zsz| dkz| anw| iln| ots| hre| uri|