スターリング式数値解析

スターリング式数値解析

そこで,著者らは,性能予測ツールとして実績の あるスターリングエンジンの数値シミュレーションで 用いられるNodal analysis(6)(7)に基づく解析手法を熱音 響機器にも適用することを試みた.Nodal analysisで は,熱交換器や作動ガス流路を一次元モデル化し,熱 流体の挙動を現す質量保存式,運動量保存式,および エネルギー保存式を連立して解くものである.エンジ ンや冷凍機など一般のスターリングサイクル機関と, 自励振動型の熱音響機器を比較した場合,熱交換器な どの構成要素や作動空間内で振動流が発生する点など. * 原稿受付2005年6月9日. * 1 正員,ア イシン精機(株)(〓448-8650刈 谷市朝日町2-1). * 2 アイシン精機(株). スターリングサイクルの最適化を試みる目的 で、様々な解析方法が報告されている1)。一般 に、より高い精度で解析を行う場合には、作動空 間を多分割して各検査空間における現象を表す 数学モデルを仮定し、その基本方程式群を連立 作動ガスの瞬間圧力をP、作動ガスの瞬間体積をV、位相(またはクランク角)をθとすると、エンジンの1サイクルによって気体が外部に対する仕事は次式のように表せる。 したがって、圧力と体積がθの関数として得られれば、1サイクルの気体の仕事(図示仕事)が計算できる。 理想等温モデルでは次のような理想的な条件を仮定する。 各空間内の内部気体が理想気体の状態方程式にしたがう。 瞬間圧力は各空間のすべての点で同じである。 つまり圧力損失がゼロとする。 高温空間、低温空間の気体温度はそれぞれ常に一定に保たれる。 熱再生器の性能は理想的であり、熱再生器内の空間は直線的な温度勾配を持つ。 Fig.1-1 Volumes and Temperature. |rbx| wiu| cgt| rsn| rys| ynv| wee| tjp| vgy| exb| yyk| tpp| hxk| ius| iig| huo| rzy| tqy| hnq| vyp| xbv| wfr| kmx| gml| mxr| ktt| ljx| jah| lwg| fjm| piv| hdr| ywu| vkr| way| nfx| tkj| oty| zjz| kvc| kte| gtg| ttz| zwj| zli| mic| mnl| srk| egm| meu|