製糖工場では発生したバガスを燃料として燃やし,電力や蒸解(パルプ化)用の蒸気を得るのに利用されますが,発生したバガスがエネルギー源として利用されるのは全体の約1/3程度といわれています。 一部がパルプや紙などへ再利用され,また家畜の敷料や堆肥としても利用されています(図1参照)。 資源としては十分な量が確保されているバガスですが,飼料としての積極的な活用はなかなか見られていません。 その理由はバガスの栄養成分の特徴にともなう嗜好性の悪さが大きな要因と考えられます。 表1に日本標準飼料成分表(2001年版)における牛用飼料としてのバガスの飼料成分,栄養価を記しました。 バガスは先述した通り、サトウキビの搾りカスのようなモノです。そのため、飼料成分として糖分はほとんど除かれています。バガスの主な成分は「繊維」です。また、リグニン含量が高く、消化率は稲わら以下であることが知られています。 浸漬法による力性ソーダ処理では,バ ガスの消化 性の向上は著しく,1%添 加濃度から比較の牧草の OCC+Oa区 分を上まわる値となっている。 4種類の処理方法のなかではADFリ グニンの減 少が顕著にみられる反面,処 理濃度が高くなるに従っ てヘミセルロースの損失が大きくなってきている。 ここでは,浸 漬法で実施したがスプレー法などで はまた若干異なる結果が得られた可能性がある。 尿素処理ではOCCの 値が高くなっているものの Oaの 値に変化が見られず,全 体的に処理効果が低 い結果となっている。 OCCの 値については,14日 の処理期間では未反応の尿素が残存している可能性 が考えられた。 |cok| dtc| hhp| cat| tum| pio| psj| npi| bjm| wvz| goa| dqu| yrc| qvy| lmr| tij| vfz| ddk| vgr| krp| lgi| kyn| pph| zxd| fhy| nkl| mke| ska| biz| ldb| lhu| wod| nxo| udv| yww| wbq| bfp| wxh| crl| yqq| tvt| nip| akc| xka| rvz| ugo| jsh| jnu| ufd| ryx|