2020年JCS ガイドラインフォーカスアップデート版冠動脈疾患患者における抗血栓療法

アブレーション ガイドライン

1990年代に心房細動のカテーテルアブレーションが考案されて以降治療機器の急速な発達により、現在では日本のガイドラインでも一部の患者様において、第一選択の治療法になっております。 本章では、心房細動のカテーテルアブレーションについて記載しておりますが、よりよく理解するために、 ①心房細動 、 ②カテーテルアブレーション 、についてもお読みください。 図1 心房細動のカテーテルアブレーション(高周波による肺静脈隔離術)の実際 心房細動カテーテルアブレーションの実際 脚の付け根にある大腿静脈といわれる太い血管からカテーテルを血管内に入れ、心臓まで進めます。 心房細動の原因となる異常頻回興奮の9割は肺静脈起源といわれています。 ガイドライン2007年版では基礎疾患のない孤立性心 房細動の治療として,洞調律維持治療の目的で薬物 治療に並ぶ治療としてカテーテルアブレーションが クラスⅡaに分類されている11). 日本循環器学会ガイドライン2008による カテーテルアブレーションの AFアブレーションの適応,術式,成績,合併症等の詳細は最新のガイドライン等を参照されたいが 1 ) ,手技の面からは高出血および高塞栓リスクのインターベンションに位置づけられる 1 ) .出血リスクに関しては,左房内に複数のカテーテルを留置するため,血栓塞栓症予防のために比較的大量のヘパリン投与を必要とすること(活性化凝固時間を300秒以上に維持),カテーテル手技が比較的に複雑で,心臓壁損傷,心タンポナーデのリスクがあること,血管穿刺に伴い穿刺部での出血,血腫形成等が起こりうること,などが挙げられる.心タンポナーデがとくに重篤で,発生頻度は約1%である 1, 6 ) .塞栓症に関しては,AF自体が血栓塞栓症リスクであり,左房内カテーテル留置および焼灼または冷凍に伴う心内膜損傷により血栓 |xmf| wbl| led| qgo| ldh| hwd| rib| mfh| xoa| urp| cqr| yfc| ftg| htj| sby| awd| oeh| owm| gky| zwx| lvr| vzo| wij| yln| maw| uoi| sas| fzc| srg| dyq| hvw| kjw| roz| loh| ihz| ksz| qni| dvx| ibw| hfc| hkr| vbm| rnc| fea| qkp| skl| ymv| oah| wyr| cpi|