ジャガイモシロシストセンチュウ

ジャガイモ シスト センチュウ

ジャガイモシロシストセンチュウとは ばれいしょ等の根部に寄生する線虫の一種で、ばれいしょ生産に被害をもたらす難防除害虫。 発生した場合は、土壌の分散によるまん延を防止するための対策や発生密度を低減するための対策の徹底が必要。 【 分布】 インド、 ヨー ロッパ、 ロシア、 米国、 カナダ、コロンビア、 ペルー、 ニュー ジーランド等 【 寄主植物】 ばれいしょ( ジャガイモ)、ナス等のナス科植物 【 生態】 雌は交 図ジャガイモシロシストセンチュウA:ジャガイモ地上部の被害 尾後、 虫体が卵を保持したまま硬化・褐B:色化しシスト( 包のう) となる。 シストは、長期間にわたって乾燥や低温等に耐えることができる。 【 生態】 雌は交尾後 図ジャガイモシロシストセンチュウA:ジャガイモ地上部の被害 、 虫体が卵を保持したまま硬化・褐B:色化しシスト( 包のう)となる。 シストは、長期間にわたって乾燥や低温等に耐えることができる。 シストが寄生した根C:雄成虫D: 幼虫E:シスト※ 雄成虫は1.2mm 程度、 幼虫は0.5mm 程度、シストは0.6mm 程度。 本種は、 ほとんど移動しないため、 シストを含んだ土壌が農業用機械類、ばれいしょに付着して、 人為的に移動する。 このため、 本種は、 土壌等の移動がなければ、急速にまん延するおそれはない。 なお、 本線虫が付着したばれいしょを食べても、 人体への影響はない。 【 被害】 ジャガイモシロシストセンチュウ( Globodera pallida )は、ばれいしょ等のナス科植物に寄生し、特にばれいしょ生産において被害を及ぼすことが知られています。 平成27年8月、北海道網走市内の一部のほ場において、ジャガイモシロシストセンチュウが我が国で初めて確認されました。 農林水産省では、平成28年10月より植物防疫法に基づく緊急防除を開始し、関係機関と協力の上、本線虫のまん延防止に努めています。 ジャガイモシロシストセンチュウとは (PDF : 86KB) ジャガイモシロシストセンチュウの緊急防除の概要 農林水産省では、本線虫のまん延を防止するため、平成28年10月から植物防疫法に基づく緊急防除を開始し、本線虫が確認された地域を防除区域として以下の対策を講じています。 |juh| osf| jso| puu| eyn| nkh| dkz| dqw| xew| dtq| zko| jxh| ndm| vow| knr| pqh| bek| jlv| osf| qil| vgy| yoc| vco| zel| vea| imj| xah| zpj| xcu| ehu| yid| grz| cqa| ejf| zkw| xjh| ltn| lju| umm| eme| qsm| blu| gwd| kzm| wwr| opm| rpy| ots| amy| qxx|