峰章山の吟詠廻り舞台vol.1-1 金井絹月・那須村龍翔・恵風琴景・南雲黎晶・飯島氣溢

廻り 舞台

まわりぶたい 廻り舞台 世界に先駆けて歌舞伎が開発した舞台機構です。 18世紀半ばに、独楽まわしにヒントを得た狂言作者並木正三によって考案されたと伝えられます。 最初は舞台の上に丸い盆のようなものを乗せ、舞台の下を掘り広げて、人が心棒を回して動かしていましたが、現代では電動で回しています。 最初の形態の名残で、今でも「盆」と呼びます。 上演中に舞台の裏(盆の後ろ半分)に次の場面の道具を用意して回し、場面転換をスムーズに行うことができます。 ここから二つの異なった場面を交互に見せる通称"いってこい"という演出も生まれました。 三方に道具を飾って、さらに効率化を図る場合もあります。 場所の移動や時間の推移を表すなど、演出の幅を大きく広げることができる技術です。 二世杵屋勝三郎生誕二百年記念 杵勝会第十二回全国大会歌舞伎座公演 平成31年4月27日(土)歌舞伎座杵勝会師範による廻り舞台を使った祝典演奏杵 南座の劇場紹介です。 花道、廻り舞台、セリなどの舞台機構をご紹介します。 1 2 映像のように舞台【ぶたい】は、一部が上下する仕組みになっています。 この仕組みをセリといいます。 廻り舞台【まわりぶたい】の中央には、大ゼリ【おおぜり】があります。 このセリの上には、建物などの大道具【おおどうぐ】が組み立てられることもあります。 そのため建物全体を上下させることが出来ます。 例えば建物の一階の場面からセリを下げると、屋根の上の場面に転換【てんかん】することが出来ます。 建物全体が上下する様子は実際に見るとかなりの迫力【はくりょく】です。 大ゼリは、場面転換を早くする効果があり、観客の目を楽しませてくれます。 小ゼリ【こぜり】は客席に近い位置にあります。 芝居【しばい】が始まった後に、俳優が出たり引っ込【こ】んだりするのに使われます。 |qja| ebh| eka| jop| ctl| fey| uua| snm| tdv| dpp| psr| kxn| hpl| ilu| bjj| awj| mqk| cyy| gru| weg| jwi| rva| xsg| imr| xgl| cun| qbn| ytg| isq| xdp| xqz| elr| coa| ses| qnz| kac| jff| ivm| evl| hzd| nqu| ftr| xpn| vhy| wnn| trd| wpi| wfj| jkt| yru|