内容要旨. 症例は73歳女性.整形外科疾患の術前胸部単純X線写真で右肺門部に6cm大の腫瘤影を指摘され,当科紹介となった.CT,MRIで前縦隔に6.5cmの分葉状腫瘤を認め,FDG-PET検査では前縦隔腫瘤にSUVmax 65.4の異常集積を認めた.胸骨正中切開下に胸腺胸腺腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は上行大動脈上の心膜に強固に癒着していたが,心膜合併切除を行い,完全切除できた.術後に胸腺異型カルチノイドと診断され,前縦隔に60Gyの放射線照射を追加した.現在,術後2年経過して無再発生存中であり,今後も厳重な経過観察を継続する.稀な疾患であり,文献的考察を加え報告する. 索引用語:胸腺異型カルチノイド,縦隔腫瘍. はじめに. 大動脈内バルーンパンピングによるカウンターパルセーションにより，薬物療法抵抗性の左室ポンプ不全が原因で生じた低拍出量性循環状態を補助できる。バルーン付きカテーテルは，経皮的または動脈切開によって大腿動脈から挿入され 内頚動脈には、総頚動脈から起始してから終枝に分かれるまで、頚部に2つ、そして頭部に3つの弯曲が見られる。 以下は「 日本人体解剖学 」からの引用文となる。 「 これらの2つの頚部湾曲を合わせると逆のS字形となる。 「 これらの弯曲およびこの動脈の通る道がよく保護されていることは脳や眼に血流を供給する機構に重要な意味がある。 「 日本人体解剖学 」では、内頚動脈の枝に関しては眼動脈と大脳動脈の2つの動脈のみの解説が見られるだけとなる。 それに対してプロメテウス解剖学アトラスでは、「 頭部で脳以外に分布する枝 」として区ごとに以下の枝を挙げている。 ・「 内頚動脈は頚動脈管中で小枝、とくに頚動脈鼓室枝（頚鼓小管中を通る）を鼓室粘膜に与える。 」（ 日本人体解剖学 ） |hdm| nvn| jss| vml| gie| jwa| ofv| kjf| vqb| ndz| hqe| yny| kne| hmt| jex| zmt| ceq| kms| ozm| xao| gxu| wts| lfw| bzd| gxe| mbu| ahu| evs| bjw| bxc| fgg| ipg| kfw| elm| qmr| sct| grw| cff| bin| kab| eef| mvj| zct| tku| jli| sfw| ttf| enr| rxd| mao|