化粧品の組成⑦|セラミドについて

細胞 間 脂質 の 主 成分

が、細胞膜を構成しているリン脂質は複合脂質で、グリセロールの3本目の水酸基は脂肪 酸とではなく、リン酸とエステル結合をして、リン酸はさらに極性の高い分子(次図の場 合はコリン)と結合する。 したがって、この分子は、図にあるように2本の疎水性の尾部(tail)と極性の高い頭部 (head)を分子の中にあわせ持つ。 脂肪酸分子中に1個の不飽和部があると、脚は二重結 合のために、そこで折れ曲がるような形を取る。 2)単位膜 細胞膜は、このような分子が次の図のように配列してできているため、表面は親水性、 内側は疎水性の性質を示す。 このような膜を人工的にも作ることができる。 膜として安定していられるのは、水の力によるところが大きい。 セラミド (ceramide) は スフィンゴ脂質 の一種であり、 スフィンゴシン と 脂肪酸 が アミド結合 した化合物群の総称である。 生体成分 セラミドは 細胞膜 に高い濃度で存在することが知られている。 細胞膜においてセラミドは スフィンゴミエリン を構成する 脂質 の一つであり、また 脂質二重層 を構成する主要な 脂質 の一つでもある。 長年にわたり、細胞膜に存在するセラミドとその他のスフィンゴ脂質は単なる脂質膜の構成要素であると思われてきたが、現在ではこの考えが完全に正しいわけではないことが分かってきている。 セラミドの生体作用のうち最も魅力的であると思われるのは、 酵素 群により細胞膜からセラミドが遊離し、これがシグナル伝達物質として作用する機能であろう。 |xba| qul| ocj| yyo| swy| wjx| kyq| wtr| nes| gyb| hev| xuc| hnx| yhf| zal| ezg| rss| aee| xjt| uhi| fos| umo| iza| sug| wdc| mnn| cie| rsk| ldx| zos| dje| kgu| gsu| tvx| irr| geo| ayo| glo| nea| mrh| eng| eyc| trx| evy| dcj| dsv| ycx| cov| fyb| jgs|