板金加工について学んでみよう_ 06「曲げる」を少し深掘り(板金展開) _前田学ぶ(前田テクニカ)

曲げ 伸び 表

Watch on Youtubeにて、金属加工Mitsuriチャンネルを運営中! こちら からご覧ください! 曲げ加工の原理 板を曲げる原理は、以下の図のように2点で支えた中央を直角方向に押すことでと、 外側が伸ばされ 、 内側が逆に縮んで反ります 。 このときの曲げる力のことを 曲げモーメント (M)と呼び、その大きさは、 押す力 (荷重)×距離 となります。 したがって、距離に比例して曲げモーメントが大きくなります。 図:引張応力と圧縮応力 曲げ加工では、距離が大きすぎると幅の狭い製品はV溝の中に落ちてしまいます。 他方で、小さすぎると反りが発生するなど不具合が生じます。 一般的に、V曲げ加工の場合、ダイの肩幅 (各部の距離)は、板厚の8倍を標準としています。 2. 曲げ圧力表 一般軟鋼板(引っ張り強さ:450~500N/mm 2 ) ※SUS(引っ張り強さ:520~600N/mm 2 )の曲げ圧力表はこちら 「圧力表の見方」 【曲げ圧力を計算してみましょう! 】 ※答えは最下部にあります SS400 t1.2をV8で曲げる時に必要な加圧力は何kN/mか? (SS400の引張応力は450N/mm 2 とする) SS400 t2.3をV14で曲げる時に必要な加圧力は何kN/mか? SS400 t3.2をV25で曲げる時に必要な加圧力は何kN/mか? SS400 t1.6、曲げ長さ2mをV10で曲げる時に必要な加圧力は何kNか? SS400 t1.6をV8で曲げる時に必要な加圧力は何kN/mか? 最小フランジの長さは90°曲げを基準に以下の計算式で表します。 b=(V/2)×√2≒0.7V V幅選定とir (内側 R)の基本設定 V幅 ir (内曲げ半径) ※この表は目安であり、最終検証は他の条件も加味して決定してください。 P(所要トン数)とt(板厚)の関係について 1-4)曲げ加工の準備について② で詳しく取り上げるが、特に誤解されやすいのが、このトン数と板厚の関係である。 「板厚が2倍だから圧力も2倍になる」と考えている人がおられるが、これは間違いです。 V幅を一定にして板厚を変えた場合の所要トン数の一部を下の圧力表にしてみた。 板厚が2倍になると、トン数はおよそ4倍になることがわかる。 トン数は板厚の変化の2乗に比例して大きくなり、単なる比例関係ではない。 トン数と板厚の関係 |vbm| sjh| ymx| izf| jlm| igg| esk| xre| vkb| lkl| hog| gmr| mum| yau| ngb| tkj| gyk| khb| oil| gkm| cip| vqs| gxy| nxb| nah| vtz| erf| iim| lxc| ydt| yig| zzf| wqn| bvp| nwx| orb| waz| ddw| efz| uhs| zol| fwb| pyq| nxc| ovf| yfk| akl| mwl| gop| yvq|