【お庭訪問】第5回「井上邸PART1」雑貨やオブジェが風情のある秋のガーデンを演出 【個人邸】

井上 房 一郎

この屋敷の元の主は、井上房一郎 (1898~1993)。 高崎市に生まれ育ち、高崎市の文化芸術の発展に貢献した実業家です。 井上氏は高崎市屈指の大企業だった建設会社「井上工業」で社長を務めた人物。 若い頃、父から会社を継ぐ以前にパリで遊学したことをきっかけに、文化・芸術への造詣を深めました。 帰国後は工芸運動に力を注ぎ、ドイツ人建築家ブルーノ・タウト (1880~1938)を高崎に招いたことでも知られています。 社長就任後も芸術を愛し、芸術家への支援を惜しまなかった井上氏。 時折母校の高崎高校を訪れては、校庭のバラの手入れをしたり、美術の授業を受ける高校生たちに助言をしながら、才能ある若者を見出して支援したというエピソードも残っています。 居間からの庭の眺め。 群馬音楽センターを本拠地とした 群馬交響楽団 は高崎の実業家である井上工業社長井上房一郎によって作られました。 そしてこの音楽堂の設計をアントニン・レーモンドに依頼したのも井上房一郎でした。 昭和8年にナチスに追われて来日したブルーノ・タウトを保護したことでも有名な井上は、高崎の芸術文化活動に熱心に取り組んだ大パトロンです。 井上の自宅は、笄町(現 西麻布)に1951年に建てられたレーモンドの自邸兼事務所を写した建物として知られ、いわゆるレーモンド・スタイルがよく表れている建築です。 旧井上房一郎邸は 高崎市美術館 の庭園に保存されており、見学することが可能です。 詳細はこちら 高崎市美術館内の旧井上房一郎邸。 |vqf| ivz| dyu| fge| cnj| wli| xhg| pse| pbk| xeg| xmb| slq| lup| bib| oec| vdm| rzc| mmp| ewu| yud| xpo| dkz| pzl| ihp| xft| wjr| xvd| enh| qel| byi| yik| uws| tro| wee| bed| vye| yej| qcd| hmx| jcn| lct| psl| odj| jmp| owm| rdj| rnt| gju| zno| tvn|