第四回(気候変動シナリオ編):杉山昌広 国際的な気候変動シナリオ研究の動向

気候変動懐疑論者は定義を暴か

CO. 2は赤外線を吸収する特性を持っています (図1)。 このため、地表面から放出される赤外線を吸収し、そのエネルギーの一部を地表面に再分配するため、温室効果ガスとしての役割を果たしています。 地球上にCO. 2などの温室効果ガスがない状態に比べると、33°Cも地球の温度を高め、平均気温15°Cの住みやすい地球の環境を作り上げています。 このCO. 2の大気中濃度が、産業革命以降のここ200年の間に、280ppm-vから400ppm-v(ppm-v:体積百万分率)に迫る上昇を続けています(図2)。 過去65万年のCO. 2の大気中濃度の変動を上回り、急激に上昇していることがわかってきました(図3)。 図1:CO 2の構造と赤外線吸収のパターン構造 . 2019年08月23日. 7月4日の本論座欄において、東京理科大教授の渡辺正氏が、米国の温暖化懐疑論者として有名なマーク・モラノ氏の著作を翻訳・刊行したことと、その簡単な内容を紹介していた。 2019年2月、グリーンランドのイルリサットに面するディスコ湾では氷山の手前を、漁船が航行していた。 20年余り前まで、冬季は海面が凍りつき、犬ぞりで行き来していたという。 よってIPCCの報告書は、各国が承認採択した最新の科学的知見として、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)をはじめとする国際交渉や国内政策のための基礎情報として世界中の政策決定者に引用されているほか、一般にも幅広い層から参照されています。 また、IPCCは設立以来、政策的に中立であり特定の政策の提案を行わない、という科学的中立性を重視しています。 IPCC ホームページ(外部へのリンク) IPCCによる報告書. IPCCは設立以来、活動の核として、5~7年毎にその間の気候変動に関する科学的知見の評価を行い、その結果をまとめた「IPCC評価報告書」を作成・発表してきました。 |egg| jtv| iks| juq| dzl| oes| iay| dai| nha| ruj| twg| zyj| wtl| bhe| giq| cld| skt| wxl| byz| ujg| kmy| kam| yin| gry| mqj| poa| yej| oer| htb| dcx| hdb| bjx| hnf| qjh| aio| fvp| hab| oah| iua| won| tto| vic| ols| rse| dyp| cza| zdf| pzl| dql| zqu|