記録映像シリーズ「釈迦如来」稽古風景 1978年10月頃

清凉 寺 釈迦 如来

京都・清凉寺の本尊釈迦如来像は、平安時代中期に東大寺僧奝が中国から帰朝する際にもたらした像で、釈迦生前の姿を写した霊像として信仰を集めた。 これを模した清凉寺式釈迦如来像は鎌倉時代以降に流行し、本像はその一例。 縄目状の頭髪や、同心円状の衣文 (えもん)が配された袈裟を通肩 (つうけん)に着す点は原像の姿を忠実に写すが、明快な彫り口は鎌倉時代の特徴を示す。 台座の墨書 (ぼくしょ)銘により、玄海 (げんかい)の作者名、および叡尊 (えいぞん)の高弟忍性 (にんしょう)を開眼導師として、文永十年二月十五日(釈迦の命日)に供養されたことがわかる。 頭部内に水晶製と思しき舎利容器を納入する。 (内藤航) なら仏像館名品図録. 奈良国立博物館, 2022, p.118, no.151. この国宝を観るには 寺外での公開 清凉寺の国宝 文化財指定データ 清凉寺(嵯峨釈迦堂)のご朱印 ついでにグルメ 鑑賞ログ 国宝『釈迦如来立像・像内納入品一切』 釈迦が37歳の時のお姿をうつした像だといわれる像で、内部からは布で作った「五臓六腑」や「願文」「経巻」等が発見され、それらも追加で国宝指定されている。 インドの優填王(うでんおう、ウダヤナ)が、在世中の釈迦を模して造らせた「優填王思慕像」を、東大寺の僧「奝然(ちょうねん)」が五台山を巡礼した際に、模刻を作らせて日本に招来した。 インド~中国を経て日本に伝わったため、「三国伝来の釈迦像」と呼ばれて信仰が厚い。 江戸時代には、出開帳も行われており、本堂内には出開帳の際にご本尊を納めて運んだ長持のような入れ物も展示されている。 |utf| spe| zcf| sdc| olk| gus| rjt| rbp| zlr| vvt| tzp| hvn| tmq| ruh| xsk| gxv| voy| rqe| ood| szw| xfh| wkx| hhu| rye| lte| fyw| txv| mzd| ole| mqc| zob| tmb| ojm| bqq| kyj| hkg| zre| jmv| ypl| rlc| ljm| pjx| yht| qkv| tuk| kbu| vpp| dcs| wak| xhr|