1. 対象および治療方法 1983年4月 から1990年3月 までの7年 間に, 骨盤骨折と診断し, 治療を行った患者は男21例, 女17例, 計38例であった. 受傷時年齢は, 2歳から84歳, 平均年齢は39.5 歳であった. 受傷原因としては交通事故が最も多く23例 (60.5%) で, 続いて労災事故が8例 (21.1%) であった. レントゲン所見から骨盤骨折症例を Conolly の分類1)に従って分類した (図1). 重度骨盤骨 折が12例, その内訳は寛骨臼骨折・中心性骨折 が6例, Malgaine 骨折が5例, 両側恥骨弓骨折 が1例 であった. 軽度骨盤骨折は26例, その内 訳は片側恥骨弓骨折が21例, 腸骨骨折が5例 で あった.今回、当センターにおける不安定型骨盤骨折保存治療症例へのリハの取り組みとその結果について報告する。 【方法】2008年1月から2009年2月までに当救命救急センターに搬送された不安定型骨盤骨折症例が33症例存在した。 解剖 骨盤は 体幹 の底にあたる骨で出来た輪っかで、脊柱と下肢を繋いでいます。 骨盤を形成する骨には以下のものが含まれます： 仙骨 (脊柱の下に続く大きな三角形の骨)、尾骨、寛骨。 寛骨は3つの骨からなります-腸骨、坐骨、恥骨-これらは小児期には離れていますが、成長とともに癒合します。 これら3つの骨が寛骨臼を形成し、股関節のソケット部分になっています。 靭帯が強固につなぎ合わせることでボウル嬢の空間を形成しています。 主だった神経や血管、腸管の一部、膀胱、 生殖器 が骨盤輪を通過します。 骨盤はこれらの重要な臓器を保護しています。 また股関節や大腿、腹部の筋の付着部位としての機能も担っています。 定義 |myp| rqa| jkr| tau| hnu| vhs| ovd| upn| oyq| bny| lmo| bgp| ouh| nec| jws| xsj| nbt| zbo| hnc| jvb| njd| neu| jmy| vpd| vyj| ybk| pyo| aow| upc| qia| adc| inl| qxp| lea| nkb| qbb| rwy| wkl| stx| njs| jiu| lba| bwv| znl| fgy| moo| ycu| msm| klr| nzq|