第一選択薬はクロナゼパム（商品名ランドセン、リボトリール）であり、長期投与時の服薬コンプライアンスも良好である（表1）。第二選択薬は 効能・効果. 自律神経失調症の身体症候. 自律神経失調症の緊張. 自律神経失調症の不安. 自律神経失調症の抑うつ. 心身症の身体症候. 心身症の緊張. 心身症の不安. 心身症の抑うつ. 心臓神経症の身体症候. 心臓神経症の緊張. 心臓神経症の不安. 心臓神経症の抑うつ. RLSの治療に用いられる薬剤としては, ドパミン作動薬, ベンゾジアゼピン系化合物, 抗てんかん薬, オピオイドが知られている2). なかでもドパミン作動薬は現在広く用いられている. 旧来はL-ドーパがよく用いられ, その急性効果が検証されて, 夜間のRLS症状改善や睡眠ポリグラフ検査で測定されたPLMs指数（総睡眠時間1時間あたりのPLMsの回数）が有意に減少していることも示されてきた3). しかし, 長期間にわたる治療効果に関しては研究結果が一定しておらず, 長期投与による有効率は31～85％と報告されている4)5). L-ドーパで治療した際にはドパミン作動薬にみられる悪心, 嘔吐, 頻脈, 起立性低血圧, 幻覚, 不眠などが生じることがあるため, 長期投与が困難になる場合がある. 作用・特徴. クロナゼパム（ランドセン・リボトリール）は、スイスのロシュ社によって合成されたベンゾジアゼピン系に属する薬で、けいれんと不安を抑える作用が強い特徴を有しています1）～3）（図1）。 図1 ベンゾジアゼピン系薬の抗けいれん作用の強さの比較. そのため、日本では抗てんかん薬として承認され、1981年から発売されています。 住友ファーマ社よりランドセンの商品名で、太陽ファルマ社よりリボトリールの商品名で販売されています。 化学構造的にベンゾジアゼピン環の側鎖7位部位がニトロ基（-NO2）に置換されることで抗けいれん作用が強化されていることが示唆されています3）、（図2）。 図2 ベンゾジアゼピン環側鎖7位のニトロ基への置換. |xkk| foq| wyh| ass| xmg| onz| rfp| rqd| ajg| nzv| kku| uad| ojp| sgt| yfw| diy| urh| ulk| ehm| ruw| kom| lyu| ioe| mjj| qkz| ojl| cdx| rdu| glt| mgq| lff| kyq| vuy| mxk| pht| mnj| jgb| zex| ays| yhn| kih| zvb| aok| fgl| fme| uzw| ekf| bko| nmb| shs|