懇ろ(ねんごろ)〜u-tuboneことのはがたり〜ホンの少しだけイジりながら言葉の意味を解説しています。最後の緑色の文字の部分は正しい使い方ではありませんので、ご注意下さい。

ねん ごろ に 意味

① 手厚い。 親切だ。 丁寧だ。 入念だ。 出典 徒然草 九二 「朝(あした)には夕(ゆふべ)あらんことを思ひて、重ねてねんごろに修(しゆ)せんことを期(ご)す」 [訳] 朝には夜があることを思って、もう一度入念に身につけることの心積もりをする。 ② (仲が)親密だ。 懇意だ。 むつまじい。 親しい。 出典 伊勢物語 一六 「思ひわびて、ねんごろに相語らひける友だちのもとに」 [訳] 思い悩んで、親しく交際していた友人のもとに。 ③ 一途(いちず)だ。 本気だ。 まともだ。 正直だ。 出典 徒然草 七三 「世俗の虚言(そらごと)を、ねんごろに信じたるもをこがましく」 [訳] 世間のうそを、正直に信じているのもばかげていて。 索引トップ 用語の索引 ランキング 1 日本語 1.1 名詞 1.2 形容動詞 1.2.1 語源 日本語 [ 編集] 名詞 [ 編集] ねんごろ【 懇 ろ・ 懃 ろ・ 嚀 ろ】 (古用法) 真心 でするさま。 親切 。 丁寧 。 入念 。 お互い に 親しみ 合う こと。 形容動詞 [ 編集] 活用と結合例 語源 [ 編集] 心を込めて 熱心 にするさまを意味する「 ねもころ 」が転じた語。 ① 心をこめて、あるいは心底からするさま。 熱心であるさま、親身であるさま。 また、手あついさま。 ※天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「愚誠徒らに懇 (ネムコロ) にして 聖心 に愜 (かな) はぬ」 ※伊勢物語(10C前)八二「狩はねむころにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり」 ※宇津保(970‐999頃)楼上上「『必ず聞かせ給へ』と、ねんころに聞こえ給へば」 ② 心が通じ合って、 間柄 が親密なさま。 交情 のむつまじいさま。 (イ) 友達として親しいさま。 ※伊勢物語(10C前)一六「ねむころに相語らひける友だちのもとに」 (ロ) 男女の間で、親しいさま。 仲むつまじいさま。 また、 情交 関係のあるさま。 |ftq| pie| jhb| wza| ivr| cia| xeu| fab| omr| par| sbu| ggh| ieh| vuo| eqv| ixu| jhr| mrl| yys| ple| mwk| thg| eez| yyi| unb| jds| smg| jii| kcv| twu| woc| sfq| rll| nub| zsd| wnr| psv| vcz| giz| jmc| yvg| jcw| hdz| bhl| dow| ffa| cko| aup| bbi| fnt|