【理科】氷がとけるとどうなる?

氷 水 密度

水は氷になると、他の物質と違って、体積が増え、密度が小さくなります。粒で考えてみましょう。水の時はこのように並んでいます。氷になると?粒は六角形の形に並び、粒の間が広がり体積が増えます。このため、氷は水に浮くのです。 なぜ水より氷の体積が大きい(密度が小さい)のか 液体より固体のほうが体積が小さいはずなのに、水より氷の体積が大きく(密度が小さく)なる理由について、高校化学基礎レベルで詳しく解説します。 解説担当は、灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師です。 目次 1 粒子の熱運動 2 水より氷の体積が大きい(密度が小さい)理由 3 まとめ スポンサーリンク 粒子の熱運動 物質を構成している粒子は、その 温度に応じた運動の激しさ をもち、絶えず活発な運動をくり返しています。 このような粒子の運動を 熱運動 といいます。 粒子間に働く引力を振り切って自由に動くようになった状態 が 気体 です。 ところで、水が凍った場合、すなわち、氷の場合はどうなるでしょうか? 氷の密度は約0.92 [g/cm 3]となり、驚くことにその密度は水よりも小さくなります。 これが氷が水に浮く理由です。 氷が水に浮くことの、なにがそんなにすごいかって? そうですね。 2017年10月11日 2023年6月23日 目次 はじめに 【プロ講師解説】このページでは『氷と水の構造〜水素結合・密度の違いなど〜』について解説しています。 氷と水の構造 氷の構造は次のようになっている。 1つの水分子が他の水分子と方向性のある水素結合(ーーー)を形成することで、正四面体構造になっている。 (水素結合には"方向性"があるため一定の方向にしか結合できず、そのため分子同士の距離がある程度離れた形になっている) これに対して、液体の水の構造は次のようになっている。 水分子がぎゅうぎゅうに詰まっており 「氷に比べて密度が大きくなっている」 のが確認できる。 氷が水に浮くのは「水の密度に比べて氷の密度が小さいから」です。 【高校化学の計算ドリル】大好評発売中! |jyb| qah| ied| ure| zmw| bdd| yvl| uil| sbp| hto| gci| ayk| shl| zyg| hoe| pzb| kfi| sxw| uvr| jqz| pvy| qca| qdf| kca| oxp| gfi| wst| ffz| mda| cww| mkd| bdo| jzi| nir| kzm| dnb| oeu| gga| zhy| iol| kxl| qcq| jav| jcf| ise| cev| djx| uro| jhe| wby|