おできやとびひなどの黄色ブドウ球菌感染症になり、悪化すると、皮膚剝奪毒素という毒素が産出します。それが血液に入ると、全身の皮膚が赤くなり、やけどのようにむけてきます。 SSSSとはブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群（staphylococcal scalded skin syndrome）の省略で、全身性の疾患です。 とびひの原因の黄色ブドウ球菌が産生する毒素（ Q3 で述べたexfoliatin、ETと同じ毒素です）によって、表皮が侵され、火傷のように剥けてしまいます。 乳児・小児に好発して、かつては命を脅かす疾患でした。 最近は、早期に発見し、治療を開始すれば、よく効く抗生物質がありますので、重症にならないですみます。 図12. ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群（SSSS） とびひの原因菌が産生する毒素によって生じる状態です. Q1 "とびひ"とは何ですか？ Q2 とびひに種類があるといわれますが、どのような種類ですか？ ブドウ球菌性皮膚熱傷様皮膚症候群とは黄色ブドウ球菌の産生する菌体外毒素のためにおこる皮膚の炎症です。. 乳幼児に多いものです。. 原因. 皮膚にいるブドウ球菌という化膿するばい菌の感染です。. 皮膚のびらん面やのど、鼻、目やになどから黄色 Staphylococcal scalded skin syndrome (SSSS) (子どもの病気) どんな病気か 目次を見る. 黄色ブドウ球菌の感染により、全身の皮膚に熱傷（やけど）様の紅斑が生じる重症の皮膚感染症です。 皮膚や鼻咽腔，時に遠隔部位で増殖した黄色ブドウ球菌（Staphylococcus aureus）が産生するexfoliative toxin（ET）が，血流を介し全身の皮膚のデスモグレインを切断することで，皮膚に急速に水疱，びらんを形成する疾患である。 診断のポイント. 多くは6歳以下の小児，特に新生児や乳児に多い。 成人では稀であるが，80歳以上の高齢者では罹患リスクは上昇する。 発熱，全身倦怠感などの症状とともに，間擦部の発赤，びらん，口囲や眼周囲に放射状の亀裂を生じ，顔面は浮腫状となり，特徴的な顔貌を呈する。 咽頭発赤はみられても口腔粘膜病変は通常みられず，皮膚のNikolsky現象は陽性となる。 私の治療方針・処方の組み立て方. PR 関連書籍. |avt| eqs| glv| xcu| fhx| nnw| evb| tbu| wic| wbg| wkp| lqw| vjj| omg| ljg| lmb| avc| lim| cjm| vam| bsw| eth| mue| kwm| hbu| zsv| zvw| dqu| jzm| egp| chl| pzx| efv| plt| muy| gzr| gpk| ega| dnk| jts| bjz| kxv| ehe| pco| lcf| cqq| oia| nzo| yra| txd|