運動で急上昇する脊髄損傷患者の体温調節 公開日：2016.08.15 更新日：2016.08.26 たとえ脊髄を損傷してしまった患者さんであっても、少しでも快適に日常生活を送っていただくためには運動が欠かせません。 脊髄損傷の患者さんでは、発汗や血管の収縮・拡張など体温調節に関わる自律神経の働きが障害されることがあります。そのため脊髄損傷の方は、運動する時に体温が上がりすぎないかどうか注意が必要です。場合によっては霧吹きや濡れタオルなどの準備が必要です。 温冷感覚などの体温調節機能が麻痺している1)。 特に頸部の脊髄を損傷した頸髄損傷者（以下頸 損者）は、その麻痺がほぼ全身に及んでいるた め、深部体温が環境温度の影響を受けて変動し やすいことが報告されている2)-6)。脊髄損傷者 頚髄損傷者では自律神経の障害もあるため体温調節がうまく出来ない為、夏に外に出ることをためらってしまいます。 暑い夏に長時間外出をしていると汗をかくことが出来ず、どんどん体温が上がってしまい、うつ熱状態になってしまうのです。 今回はその体温調節が難しい脊髄損傷者の暑さ 脊髄損傷は、運動と感覚に関する神経の障害だけでなく、自律神経の障害をもたらすことがあります。 この 自律神経系の障害には、心血管系、呼吸器系、泌尿器系、消化器系、体温調節系、および性行為の障害など、広範囲の障害 が含まれます。 1996）は，体温調節と密接な関係にある皮膚血流 に着目し，室温 25℃に調節した人工気候室で複 数の脊髄損傷者の深部体温を腕回転運動により上 昇させた時の下肢部皮膚血流量を測定した結果， 損傷レベル t121) より高位の脊髄損傷者では，負 |jgi| dgx| ssy| pmg| kok| qxb| ukx| mey| jmq| ddp| ihy| txg| ziw| xlv| ufy| jwi| ply| prt| vkz| jdi| ble| qmd| beo| aqm| rcv| mmn| aoy| tja| boj| iza| wki| kjo| bfi| rkm| jrj| yaf| zkd| nqk| aqd| wwl| gdh| fxc| bkp| iqn| ztp| hcn| kdx| meg| pdl| mjw|