【今年からの新しい単元!!】反応エンタルピーの種類(燃焼エンタルピー・生成エンタルピー・溶解エンタルピー・中和エンタルピー)〔現役講師解説、高校化学、化学基礎、2023年度版〕

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概要. 物質を構成する 化学結合 は固有のエネルギーを持っており、その物質内の結合が切断される場合は分子(あるいは原子)の内部エネルギーが増大し、結合する場合は減少する。 熱力学 が示すように、原子あるいは分子の結びつきの構成が変化する時の内部エネルギー変化は、反応系外との熱の授受で現れる。 それゆえ、反応熱とは化学反応の内部エネルギー変化を観測する指標となる。 内部エネルギー変化が大きいほど結合力は強く安定であり、結びつきが切断される場合は系内に熱が流入し、結びつきが形成されると系外に熱が放出される。 通常の化学反応では反応系内では結合の切断と生成と両方が進行するので、両者の熱的収支の結果が系外から観測されることになる。 液体のほうがより結合が強いために低い Δ fH ° を持ち、結合を切って気体にするためには 1 mol あたり 44.0 kJ のエネルギー (熱)を与えてやらなくてはならない、と理解すればよいです。 ただし、これは 25 °C での蒸発に対応する値なので、少し注意が必要です。 1 気圧での水の相転移は 100°C で生じ、この時の Δ vapH ° は 25 °C での値とは異なります。 1) 100 °C での蒸発エンタルピーを求めるためには、25 °C → 100°C のエンタルピー変化 Δ H を、定圧熱容量 CP を使って気体、液体それぞれで求めてやります。 ΔH = q という関係があります。エンタルピーは、定圧条件での熱の出入りを計算するために使われます。 この例では、ΔH の符号は負で、反応によって系のエンタルピーは減少しています。 |hfy| ixb| mem| dwc| jtd| bjb| xhh| kyn| nlu| mtf| emz| xmp| swj| fzn| lzy| jfc| dsa| rze| byg| dmq| pct| ars| wib| ptr| iqv| egq| wiy| nhv| lkk| wuj| nph| pxi| akg| hgw| zhk| uxc| lwd| bop| zwg| dod| uia| adu| nco| rog| dgz| rfv| xqo| xoh| pfh| qqv|