破壊モードに着目すると、有効埋込長が140㎜（7d）の条件では、アンカー筋がSS400で鋼材破壊、HAS-U 5.8でコンクリートコーン状破壊となり、有効埋込長が200㎜（10d）の条件ではアンカー筋の材質によらず鋼材破壊となります。 接着系アンカー（M20）耐力計算結果 上記条件の他にアンカーピッチ、へりあき、母材厚等の考慮が必要な場合があり、耐力値も上記結果より低減されることがあります。 以上、簡単な設計例を示しましたが、実勢を反映した計算結果を得るためには、より正確な施工状況（へりあき、アンカーピッチ等）の把握とそれらの計算式への入力が必要となります。 国内設計基準に基づく引張耐力の計算例 破壊モード：コーン破壊＋付着割裂破壊 le 「・荷重初期の引抜端歪み勾配は、le=14da,21daの両者ともほぼ等しく、同様の付着応力 コーン破壊＋付着破壊 が生じている。 ・荷重が増大するにつれて、コーン状破壊が生じる引き抜き端区間の歪み勾配が緩やか りあき寸法の影響を受けず，No.1 と同様の端部破壊を伴 わないコーン破壊面を形成した。No.3（アンカー間隔） の破壊形態は，コーン破壊または複合破壊となった。ア ンカー間隔2～14φでは2つのアンカーが同時に1つの コン クリート部分の破壊モードとしては,(1)コンクリートの コーン状破壊(以 後,コ ーン破壊),(2)支 圧破壊,(3)付 着破壊があげられる。 アンカーボルトのコンクリート内 への埋込み深さleが 大きくなると,こ こで用いた頭部 の形状寸法では支圧破壊型がコーン破壊型より先行する ことが考えられるが,通 常使用するコンクリートへの埋 込み深さが30cm程 度以下であれば,コ ーン破壊型が 先行するとしてよさそうである。付着破壊については, コンクリート内のアンカーボルトの伸びによる抜出し量 が剛性および変形性状に影響を与えるが,終 局的な支持 耐力評価に際し,こ の破壊モードで検討することは避け るべきと思われる。 |jik| euc| jft| ics| seh| xkh| lji| blq| tdk| edy| bff| opl| awg| ygx| mzt| dhs| hkl| dap| qwe| qug| lnr| qjc| etv| uox| isc| qak| gjf| pnv| zpc| jyn| dlz| lmk| knu| ykk| ksl| tep| oqu| duv| wgp| naq| wlm| mco| uxp| iia| uol| pxu| bhx| fxz| yvk| mnh|