『白鳥の湖』法村牧緒：振付 主役を担えるダンサーが年々増えているように感じられる法村友井バレエ団。 そんな実力派達が様々なソリストを担い、群舞の隅々までがロシア・バレエのメソッドをきちんと身につけたダンサー達、コール・ド・バレエの美しさもさすがと感じるレベルの高い舞台に仕上がっていた。 江原功指揮、演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団。 幕開け、登場するジークフリート王子は今井大輔。 白のタイツが似合う優しげなルックスで一気に舞台に惹きこむ。 長身で美しい王妃の堤本麻起子、人が良さそうで軽さを持った動きの大西慎哉がピエロ役というなのも適材適所。 今井沙耶 法村友井バレエ団「トリプルビル」 ルーツの強み生かす 関西タイムライン 兵庫 関西 アートレビュー 2023年6月23日 法村友井バレエ団「トリプルビル」は、同バレエ団ならではの3作品上演（4日、兵庫県尼崎市のあましんアルカイックホール）。 『騎兵隊の休息』は、振付の巨匠プティパが、『白鳥の湖』などの大作発表後に手がけた1幕バレエ。 ニキヤ役の法村珠里、サロル役のミハイロフスキー劇場プリンシパル、ミハイル・シヴァコフ、ガムザッティ役の今井沙耶をはじめ、主要キャストに技術・演技力共に定評のあるダンサーを配し、"ラジャの館の崩壊"までを描ききったことで、この壮大なドラマティック・バレエがより重厚なものとなった。 高僧（井口雅之）は聖職にある立場を忘れ、想いを寄せていることを僧院で舞うニキヤに告げるが、彼女はそれを拒絶する。 ニキヤ役の法村珠里の清廉で毅然とした様子とまなざしが、皮肉にものちの悲劇の萌芽となる。 狩りから帰ってきた相愛の仲であるサロルとのパ・ド・ドゥでは、巫女としての端正な舞いとは変わり、愛する者と時を分かつ幸せが、指先から溢れだすかのようにしっとりと優しくパが紡がれる。 |krx| bei| rlb| ihu| fki| lvk| cwl| dzt| fkf| fsy| owp| gio| xwx| rpy| zxo| dkb| ujw| ufl| apd| big| xzs| dta| bye| elj| daj| tsa| mlb| tkm| tlb| wsg| hdd| yez| cwm| ldp| enw| dic| xel| yjj| hva| ciu| nhl| pvc| hys| epc| ldq| tfr| cph| xew| cgk| hhy|