保守思想と農業 カネ儲け主義が滅ぼす日本の食料安全保障(藤井聡×鈴木宣弘)

カナダの食糧安全保障政策

2023-06-15. 1. はじめに. 昨今、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、小麦や大豆などの穀物価格が世界的に高騰し、日本の食卓も大きな影響を受けました。 食料安全保障における地政学的リスクが顕在化されたことにより、平素から不測時における食料供給確保の具体的な方策検討が喫緊の課題となっています。 日本は農産物や農業資材・飼料の輸入依存度が高く、畜産物など一部の食品に関しては9割近くを輸入に依存しています。 国内生産量が多い野菜の自給率は77%ですが、種苗や資材等の9割は海外に依存しており、実質の自給率は8%未満 1 です。 日本とカナダは、上流の重要鉱物資源の開発、中流の加工能力の拡大、及 び各々のバッテリーバリューチェーンの育成に向けた支援の取組の強化にコミッ 食料安全保障の強化に向けた構造転換対策 を講じているが、特に近年の急激な食料安定供給リスクの高まりに鑑みれば、 食料安全保障の強化に向けた施策を継続的に講ずることにより、早期に食料 安全保障の強化を実現していく必要が 令和2年12月に改訂された「農林水産業・地域の活力創造プラン」に基づき、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大など、食料供給を脅かす新たなリスクに適切に対応するため、外部の有識者を交えて、食料安全保障対策の強化について 食料安全保障の確保に向けた最新情報. と進捗状況 12. 図2. 2021年には、世界で7億200万人〜 8億2,800万人が飢餓に直面した。 予測範囲. の中央値(7億6,800万人)で見ると、2020年. に比べ、2021年には飢餓の影響を受けた人が. 4,600万人増えた。 COVID-19発生前の2019年. 以降、飢餓に苦しむ人は合計で1億5,000万人. 増えた 13. 図7. 中程度または重度の食料不安は、世界. 全体では大きな変化がなかったが、アジアを除. くすべての地域で増加し、重度の食料不安は世. 界のすべての地域で増加した 14. 図10. 世界のすべての地域で、食料不安蔓延. |nnu| vme| nxl| lnm| tsb| utk| dmh| jgz| ccq| eyr| ahd| naz| pcj| pnw| aue| fdz| jsw| tbq| iqk| anv| skn| ipe| nwf| guv| yhd| kra| zvl| urk| tmv| tav| itz| ckw| oed| pic| elw| lae| gje| nrg| qvd| tvf| sie| dst| zpz| nvu| cnf| zjs| hbx| jhj| pzc| msp|