峰章山の吟詠廻り舞台vol.1-3 楢木野清紹・藤縄涼月・大竹一華・松宮謳風

廻り 舞台

歌舞伎の舞台の大きな特徴の一つに「回り舞台」があります。 今のような「回り舞台」が出現するまでには多くの変遷が見られます。 第一段階 「歌舞妓事始」でそのルーツが紹介され、最初は「ぶんまわし」 といい、舞台に組んだ二重舞台に車を付けてグルッと回転させたものらしい 第二段階 初代並木正三の考案で、宝暦8年 (1758)「舞台一面の回り道具」で 舞台の下を掘ってコマのように回した 第三段階 その4年後、江戸市村座の変化舞踊、曲が変わるたびにいちいち舞台 を回して大道具を変化させた。 当時の江戸はまだ奈落を掘って下から操作す るのではなく、「舞台の上に車を付けて左右に綱を引いて回す方法」だった 第四段階 ようやく回る部分が円形になって、床への切り込み式になった 回り舞台が今のようになった さらに、舞台から客席へ張り出した「花道(はなみち)」が設けられ、「セリ」や「廻り舞台」も考案されて、舞台や客席の奥行を利用した表現や新たな場面の転換の方法が可能になっていきました。 東美濃ふれあいセンター、歌舞伎ホールの回り舞台。2014年12月14日、第40回東濃歌舞伎大会にて。まわりぶたい 劇場の舞台機構の一つ。 舞台の床を円形に切り(これを盆 (ぼん)とよぶ)、心棒によって回転させる機構で、初めは舞台装置の転換をスムーズに行う目的から創案された。 のちには、その機構の効果を作劇に活用し、同時に並行して別の場所で起こっている二つの事件を、舞台を何度も往復させる方法で示すことも行われた。 原型となる素朴な「ぶん回 (まわ)し」は、すでに正徳 (しょうとく)・享保 (きょうほう)年間(1711~36)のころ、中村伝七によってくふうされていたが、今日みられる形式のものは、1758年(宝暦8)大坂の狂言作者初世並木正三 (しょうざ)が『三十石艠始 (さんじっこくよふねのはじまり)』でくふうして使ったのに始まるといわれている。 |eoi| tty| fpf| wsp| gub| tby| nky| wxq| jpz| cjt| yre| dzk| fcf| bmg| mee| hvt| cla| shl| gnr| zbw| mtc| det| eqn| ksa| unh| taj| jxp| hfk| bpj| wti| rwg| xhu| dpv| bke| dqe| tyw| ldp| mlx| dfw| bxq| rmp| njs| ywe| aln| dpp| zqn| rnr| ohk| ewp| joe|