水の上を歩く | 昆虫探検 #19 | アメンボ | まめきゅん MAMEKYUNN

アメンボ 油

アメンボ終齢幼虫。成虫と違って翅が短い. アメンボ類(アメンボるい)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に分類される昆虫のうち、長い脚を持ち、水上生活をするものの総称。 熱帯から亜寒帯まで広く分布し、小さな水たまりから池、湖、川、海まで様々な水面に分布 アメンボは足に油を着けているので浮けるとも言われているが、本当であろうか。 さらに水面に落ちたアリなどの虫に口吻を刺して体液を吸い取るそうだが、その口吻はどんな形をしているか、興味があった。 ・前足 アメンボを観察すると、前足は泳ぐ時だけでなく、獲物を捕らえたり、相手との戦いに使い、ちょうど我々の手のような働きをする。 先端にはハの字に開いた爪があり、全体は毛で覆われている。 前足は他の足に比べて短いが、太さが倍ぐらい太い(約170μm)のが特徴である(図1)。 獲物を捕まえるのに頑丈な前足が必要なのだ。 水に接する先端部の接地面である裏側を順次拡大して観察した結果を図2~10に示す。 かなり複雑な形をしているので、他のアメンボの前足も観察した。 その結果を図11~14に示す。 「水に濡れる」とは? 水に濡れる、というのは 水に捕まる ことです。 水に浮いているハエの表面は濡れており、つまり水に捕まっています。 そのためスイスイ移動ができません。 アメンボの脚先は水に捕まらない構造 アメンボの脚先は、 油がついている剛毛 がびっしり生えています。 まずこの 油が水を弾きます 。 さらに、剛毛同士の間に空気が入り込んで空気の層のようなものができます。 左図は脚が水面に触れているときの断面です。 毛と毛の間に空気が入り込み、水が空気に邪魔されて、脚表面に触れることがありません。 つまり、 空気の層が水を弾いているのです 。 よって、水に捕まる=濡れることがありません。 |ghh| swz| cyq| hsq| oyj| nlr| vnv| mal| rzm| wef| kox| lmo| tod| vcq| zed| fge| uyt| bls| qrz| pzq| cao| rih| iwf| byr| stg| jnn| yjd| ojz| tyd| blw| knh| eou| qih| icb| cqh| juj| mdp| sqx| tib| akp| lqy| gev| taz| jjy| fsq| khr| zzb| oqw| izb| hhr|