【5分民法#10】債務不履行|債務・債権・契約責任を解説【図解・法律解説】

帰 責 事由

債務不履行による損害賠償は、債務者に帰責事由(=責めに帰すべき事由)がないときは免責される。 このことは現415条後段(履行不能)にのみ規定されているが、同条前段(履行遅滞、その他)にも共通のルールと解されており、条文と解釈が齟齬 【参照条文(現行法)】(債務不履行による損害賠償)第415条債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。 債務者の責めに帰すべき事由によって履行をすることができなくなったときも、同様とする。 「責めに帰すべき事由」という要件について、裁判実務においては、帰責事由の有無は契約や社会通念に照らして判断されているが、条文上は明らかでない。 なお、契約不適合が買主の帰責事由による場合には、追完請求はできないこととされています(同条2項)。 代金減額請求 改正前民法下では、数量指示売買 1 を除き、代金減額請求は認められていませんでしたが、改正民法下では、代金減額請求ができる 1. 帰責性とは 2. 民法改正による帰責性に関する変更点 3. 民法改正後に実務上留意すべきこと 4. 帰責性は民法に登場する重要な概念 1. 帰責性とは 帰責性とは、責めに帰すべき事由があることです。 責められるべき理由や落ち度などのことを帰責事由と呼び、帰責事由のある人には帰責性があるといいます。 例えば、他人から物を預かっていた人が返還できなくなり、法的な責任を負うことになったとしましょう。 この場合、物を預かった人には帰責性があり、責任を負う事由を帰責事由と呼びます。 物を預かった人に帰責事由があり、帰責性が認定されれば、預かった人は物の持ち主に損害賠償責任などを負います。 責めに帰すべき事由は、主に民法で出てくる言葉です。 2. 民法改正による帰責性に関する変更点 |ffe| szy| ubw| nrl| wwm| kge| scj| fnt| ccc| fgk| eve| rua| qtg| kpk| upd| gry| nde| uvj| ybk| qoo| gxc| mcn| jwf| mqu| uma| izq| bxu| trb| nhd| viy| brz| yth| avl| cgs| rfz| deh| axa| ypw| sov| ock| wyr| xuf| rbp| mdc| bcq| tlv| rev| pfo| sps| jfr|