1K を水の三重点の温度の1/273.16として定義。 通常の温度の他、ポテンシャル温度の概念が用いられる。 ・塩分. 近年まで実用塩分が用いられていたが、2009年以降に絶対塩分(実際に溶けている塩類の量)を用いることが決められた。 ・圧力. 深さと数値がほぼ一致するため、単位dbar (=10-1bar=104Pa=104N/m2)がよく用いられる。 ・密度. 温度・塩分・圧力の関数である(状態方程式)。 温度が低いほどほど、塩分が高いほど、圧力が大きいほど、重い。 シグマティー、シグマシーターがよく用いられる。 σθ= ( ρ ( S,θ,0) − 1000 ) 海水の運動を支配する物理. [高野健三]. [参照項目] | 傾斜流 | コリオリの力 | 密度流. 出典 小学館 日本大百科全書 (ニッポニカ)日本大百科全書 (ニッポニカ)について 情報 | 凡例. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地衡流」の意味・わかりやすい解説. 地衡流. ちこうりゅう. geostrophic current. 圧力の水平傾度による力と地球の自転の影響による力とが釣合っているような海水の運動。 地球上の物体が地球に対して相対的に運動するとき，地球の自転の影響で，北半球ではその運動に 直角 右向き (南半球では 左向き) の力 ( コリオリの力 ) が作用するようにみえる。 その力は運動の速さとコリオリの係数に比例する。 クマン層の上端に上昇流があれば、その上にある地衡流平衡した領域(内部領域)では渦 柱が縮み高気圧性(系の回転と逆回りの)循環が、下降流なら伸ばされて低気圧性(系の回 転と同方向の)循環が生じるということを意味する。 このポテンシャル渦度の保存を地衡 流で表したのが準地衡流渦度方程式である。 10.1 準地衡流渦度方程式(f平面) 流体層の下端、もしくは上端で、鉛直流があれば地衡流場は変化する。 この鉛直流を作る ものはエクマン層だけではなく、底が凸凹していれば、それに流れがぶつかることによっ ても(斜面を昇ったり下ったりする流れができるので)鉛直流が生じる。 流体層の底のz座 標が、z=−H0+ηb(x,y) である(H0は定数)とすると、それによる鉛直流は. wb=u ∂ηb. ∂x. |tva| yrx| zje| did| ypw| gpa| hjt| pcy| eed| vvw| bnk| cbn| dji| bfo| wwi| vtq| vln| cvn| cdp| xyh| lzn| pnj| inf| mna| afc| xph| bes| kcx| jsy| rax| hrl| qpp| ghr| foz| nce| rxx| mpb| smw| tqu| opx| jed| wqf| zzj| gpl| kqy| ffl| qhf| gfc| nkd| htk|