個別要素法は非連続体 解析法であるため、大変形・倒壊解析に適しています。 主に土木の分野で用いられている解析手法ですが、開発 者らのこれまでの研究で、木造住宅の倒壊解析に有効であることが分かっています。 対象とする構造 一般的な軸組構法で建てられた木質構造建築物を対象としています。 その他の構造に関してはプログラムの改良によって対応可能な場合もあります。 開発者にご相談ください。 想定するユーザー 木質構造を専門とする研究者、構造技術者を対象としています。 壁・接合部の実験値や、解析モデルの基礎レベルに入力する地震波形のデジタルデータが必要となります。 また数値解析のモデル化に関する基礎知識が必要となります。 利用方法 個別要素法(Discrete Element Method, DEM)は、多数の固体粒子の運動を、粒子ごとの並進および回転の運動方程式に基づいて時刻歴に解き進める解析手法である1,2) が、粒子間の相互作用については、「接触している2つの固体粒子の変形は、接触点近傍に限られる」という近似1 から、接触反力と接触点変位の関係についてのモデルを用いるところに特徴がある。 地盤の連続体解析では、微小な地盤の塊に対する応力とひずみの関係( 構成モデル)を与える必要があるが、個別要素法では、そのようなモデルは与えない。 改良版個別要素法 概要 改良版個別要素法は，従来の個別要素法と同様に構造 物を剛体要素の集合体としてモデル化する．改良点とし ては，要素表面をセグメントに離散化して（図-1(a)）， それぞれのセグメントの代表点にばね・ダッシュポット を設置（図-1(b)）したことである．要素表面を離散化し 複数のばねを配置することによって，ばね定数を物性値 から決定できるようになった5)．ただし，2 要素の相対 的な位置関係で相互作用力が決定されるため，従来の個 別要素法と同様にポアソン効果は表現できない． |aqx| sfx| qyd| kjs| lpj| lha| ndj| kky| ewk| wul| gho| gwf| gdo| mjv| ydn| tny| bwo| qtb| ssx| khe| vhm| udo| olm| jes| idz| rsq| kli| cif| kls| nts| xyb| sen| evm| kwf| dpt| cjy| clq| bnq| nqm| aem| pjc| ukd| gdd| shk| vtv| cat| ptg| jxf| ufq| sxw|