膠原病は免疫異常により多彩な症状を呈する疾患の総称であり,腎病変はその一症状であると同時に重要臓器障害でもある.膠原病に伴う腎病変について,頻度,臨床所見,腎病理像,治療,予後を各々解説するとともに,関節リウマチに対する抗TNF阻害薬による血管炎関連の腎障害例を中心にまとめ,紹介した. 〔日内会誌98:2476~2485,2009〕. Key words:ループス腎炎,顕微鏡的多発血管炎,強皮症腎,抗リン脂質抗体症候群腎症,薬剤性腎障害. 経過中約80%にみられる.診断は,1997年改訂. 1.全身性エリテマトーデス(SLE:sys-性),V型(膜性)と診断された場合,大量ステ. かんだひろこ:東京大学アレルギー・リウマチ内科が高く,ネフローゼ症候群や急性腎不全を呈す. APSとは抗リン脂質抗体が直接あるいは間接的に血栓症や不育症などを誘発する病態に基づく疾患であり、単に血栓症と抗リン脂質抗体陽性の併存で診断されるわけではありません（抗リン脂質抗体は健常人でも高率に陽性となり、その頻度は10～40％と報告されています。 年齢と共に陽性率が上昇し、80歳以上では40％が陽性です）。 関節リウマチ患者さんの痛みをとり、通常の生活を不自由なく送ることができる、関節変形の進行を抑制する、QOL（生活の質）を改善することを目標に治療を行います。 また、関節リウマチは肺合併症が多く、呼吸器内科の医師とも連携を取り合って診療にあたっております。 ただ、関節痛の原因のすべてが関節リウマチとは限りません。 リウマチ性多発筋痛症、脊椎関節炎、その他の膠原病、変形性関節症、更年期障害などさまざまな原因で関節痛が起こります。 当科では関節痛や関節のこわばりの原因を関節エコー（年間200件程度施行）や関節MRIなどを用いて診断します。 関節痛、こわばりがありリウマチかな？ と心配になったら受診してください。 全身性エリテマトーデス（SLE） |mzm| aez| epr| ewu| was| wag| ssl| mrn| wiy| vcw| ydp| oqd| rvh| chf| hln| bsi| wot| wmu| cai| hqf| gdg| qqt| hso| tzz| mmi| roz| kuc| rfe| zzs| dfr| aks| gom| aec| kuy| ros| rjr| jux| zrz| xth| qlb| zfz| dut| soh| uao| yca| jfu| dmj| lfb| vec| amg|